共同通信:中国、ネットに危機感 「党や政府は倒せない」

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共同通信:中国、ネットに危機感 「党や政府は倒せない」

記事要約

中国の政治誌は、インターネット上に官僚にとって都合の悪いことの情報が氾濫していることに対して危機感を示し、「(いくら)ののしろうと、党や政府を倒すことはできない」として、こうした風潮を批判する論文を掲載した。また、意見を表明するなら公共秩序を尊重し、社会や法律的な責任を負うべきだとも警告した。中国では政府関係者のスキャンダルがインターネットで暴かれ、失脚につながるケースも増えている。習近平指導部は民意に耳を傾ける姿勢を見せながら、独裁体制を揺るがしかねないネット情報の管理を徹底する構えだ。

疑問

なぜネット上の情報統制しか対策が思いつかないのだろうか?

考え・主張

インターネット上で自分の好きなように発言できるのは一般的に、自身の匿名性が確保されていると考えられているからだろう。たとえインターネット上の自身の発言に対して反論があったとしても、どうせネット上の反論なのだから、対応するかどうかは自分次第である。

しかし裏を返せば、自分の率直な意見を何におびえるでもなく発言できる場ともいえるのではないか?少なくとも「民意を問う」というお題目を掲げたアンケートなどよりは百倍真の民意を問えていると私は考える。

そんな本当の民意を得られる貴重な場を自分から潰しにかかるというのは愚行以外の何物でもないのではないか。一党独裁の政治を批判するつもりはない。が、本当の国民の声を聴かずに自分たちの都合のいいように制限することで成り立つ一党独裁に未来があるとは思えない。

その他

特になし